競技部門のご案案内

「水瓶の恵み~緑と水のネットワーク~」

 

競技部門概略

世界的に水資源に対する関心がますます高まり、その効率的な運用には多くの関心が寄せられています。高知県は、四国のなかでも吉野川水系をはじめ水資源の豊かなところで、県内には「四国の水瓶」として水資源の中核をなすダムもあります。このダムの運用は四国地方の経済・市民生活に極めて多大な影響を及ぼすことから、「四国のいのち」とも呼ばれており、四国地方の心臓的な役割を果たしています。また、幕末の志士として有名な坂本龍馬も、日本最後の清流四万十川の治水工事に携わったという記録があります。「水瓶の恵み」は水資源の運用をモチーフとしたリアルタイムの陣取り競技となっており、上手に水瓶の水を配水して、緑と水のネットワークを構築する競技です。

競技内容は、ゲームフィールド上に設置された「水瓶」に蓄えられた水をうまく利用し、いかに治水面積を多く取得できるかをリアルタイムで競うゲームです。各チームは自チームのロボットを3台所有しており、このロボットを使って水を各地へ配水していきます。うまく配給できた場所を自分のエリアとして確保でき、このエリアを拡大することで、生活圏を拡大していきます。フィールドの状況や各チームのステータスはリアルタイムでWebAPIを通して提供されます。ロボットの操作もすべてWebAPIで行います。データの更新は3秒間隔とし、非常にスピーディなゲーム展開を目指します。

詳しくは募集要項・部門のご案内(PDF版)を参照ください。