課題部門のご案内

「スポーツで切り拓く明るい社会」

 

課題部門概略

 第27回プログラミングコンテスト・課題部門では「スポーツで切り拓く明るい社会」をテーマにした作品を募集します。
 2020年に東京オリンピック・パラリンピックが開催されることになりました。その成功に向けて,国を挙げての取り組みが始まっています。1964年(昭和39年)の東京オリンピック開催は,その後の日本の経済や社会の発展,国際社会での日本の地位向上等のきっかけとなりました。来る2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催も,この日本を、明るい,そして自信と誇りの持てる国に変貌させる,そんなきっかけになるのではないでしょうか。
 一方,2015年10月には文部科学省の外局としてスポーツ庁が設置されました。スポーツ基本法の前文では,スポーツを通じて「国民が生涯にわたり心身ともに健康で文化的な生活を営む」ことができる社会の実現を目指すと謳われています。スポーツ庁では、他省庁と連携して,競技力向上やスポーツの普及という旧来からのスポーツ振興のみならず,スポーツを通して健康寿命延伸や医療費抑制,地域社会の活性化,国際交流や国際貢献,さらには国民経済の発展を図る取り組みがなされようとしています。
 このように,スポーツには社会を変える大きな力があります。課題部門では,このようなスポーツにスポットを当て,ICT技術を活用してスポーツを行うあるいは観る楽しさを増し,社会の活性化につながるような,エキサイティングでワクワクする作品の登場を期待しています。
 どうか,高専生ならではの切り口,独創的なアイデアで,日本を元気にするような魅力あるシステムを提案してください。

 

注意事項

  1. 独創的な周辺装置の使用は自由ですが,それをいかにしてプログラミングで有効に取り扱うかが評価されます。ただし,展示スペースに収まるようにしてください。また,本選では指定された時間内(40分程度)に設置が完了するようにしてください。
  2. 課題テーマと作品との適合性も評価されます。
  3. 作品の独創性を最重点に審査しますが,有用性や完成度を含めプログラミング技術も評価の対象となります。
  4. プロコン応募作品の商品化や権利確保の観点から,予選通過作品に限り,作品の新規性を評価するパテント審査を実施頂けることになりました。応募者は,別紙様式に従って書類を提出頂くようお願いします。